ブロンゴブログ

LoL(League of Legends=リーグ・オブ・レジェンド)の考察ブログ。jungleとmidがメインです。

2016年05月

キャリー型 ファームメタを作った奴ら カウンタージャングルで敵ジャングラーと差を付ける 中終盤の火力を強化させ、戦闘で強力
グレイブス 時間帯で隙がなくバランスよく強い カウンタージャングルが強い
キンドレッド グレイブスと異なり序盤ガンクもできる スタックにより終盤が強力
ニダリー ポーク構成と合う 火力の安定度はadcに多少劣る

序盤gank型 序盤をガンクしまくってレーナーを勝たせる 終盤は第二のサポート
エリス 特にタワーダイブが得意でレーンをスノーボールさせやすい 長距離スタンもあり
レクサイ 超射程のブリンクにより独特のガンク 視界コントロールからスプリットプッシュまで
リーシン CCはないが圧倒的な火力がある ultがワンチャン性能

集団戦型 集団戦でのCCを重視 
グラガス この系統の中でも序盤が強い AOEノックバックスタンスロウと豊富なCC
セジュアニ  エンゲージ・カウンターエンゲージのどちらも可能なult 終盤が強力
ザック 特にEのエンゲージが容易で優秀 パッチ6.9でバフ
エコー 敵キャリーへの張り付き性能が高い 終盤が強力

競技シーンでは基本的にこれら以外の選択肢はありません。
現状ではキャリー型が火力の役割を分散させ安定して火力を出すことができて強いため、安定志向のプロでは人気のピックとなっています。序盤gank型は最近のプロではgankが決まり辛く大きな差を作りにくいため、キャリー型と比べたらピックされていません。
最近注目を集めているのが集団戦型。特にキャリー型のチャンプでナーフが続いているため、安定して集団戦で仕事をこなせるチャンプが求められています。

champion.ggを見て思ったことをつらつら。

マルザハール 勝率57%
単に調整ミスのOPチャンプです。次回のパッチに期待します。

アニー 勝率54%
ティバーズのバフ要素が大きく、勝率が上昇。ライオットの思惑通り、ティバーズに存在感を感じられるようになってます。 

ヴィクター 勝率52%
Qのskill lv1でのバフ、Eの弾速上昇、ultのダメージ上昇とバフ要素が目立ちました。難しいチャンプのはずですが全体勝率が高いです。全体勝率の低い頃でもプロレベルではかなり使用されていたチャンプなので、今はOPです。

ザイラ 勝率52%
バーストダメージは落ちましたが、レーン性能・カウンターエンゲージ性能はかなり上がりました。 勝率も上がったことからバフであったのでしょう。

アニヴィア 勝率49%
ライオットもコントロールメイジ色を強めると言ってましたが。 正直ultの変更はナーフではないしょうか。ultは元々Eの火力のためのスキルだったので、範囲が小さくなったのは痛いです。コントロールメイジとしての使い方が認識されれば勝率が上がる可能性もあります。

ヴェルコズ 勝率48%
ultのTrue DMは三回のスキルを当てたチャンプに対してという条件付きなので、三回当てられた後にultをすれば強いかもしれないです。が、そもそもultの安定したAOE火力が魅力のチャンピオンだったはずなので、ナーフだと思います。ただ、タンクキラーとしての性能は上がっているので、そこを活かせるかどうか。

その他 勝率が40%前後のチャンプに今のところ興味は無いです。

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従来ではスキルファイター系のadcはCDRを求めてエッセンスリーバー+AS装備というのが標準でした(これを従来のビルドと呼ぶこととします)。この2つの装備を積んだ時点でマナ問題の解決とCDR30%を得られること、その後のIEへのスケールとの相性の良さから好まれてきたビルドです。
ところで、最近のKRの高レート帯で流行ってる装備をご存知でしょうか。

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妖夢黒斧です。今回はその従来のビルドと比較して紹介します。

1.パワースパイクが早い
エッセンスリーバーはラピッドファイアキャノンなどのクリティカル装備を積むまでは比較的弱いビルドです。また、値段もエッセンスリーバーは3600Gと非常に高く、完成まで時間がかかります。一方、妖夢は3200Gと比較的安い上に、それ単体でパワースパイクを迎えることができるアイテムです。
また、2番目のアイテムである黒斧はパッチ6.9で大幅にバフを受け、安くなりました。ヨウムビルドの課題として「ヨウムの後にビルドが続かない」ことでしたが、安く買える黒斧によりビルドを繋げられるようになりました。CDRも純来のビルド同様30%を確保できています。
序盤~中盤にパワースパイクを持てるチャンピオンと相性が良いといえます。

2.オールインで強力
ヨウムはアクティブアイテムであり、その6秒間は非常に強いです。また黒斧のヘルス増加・MS上昇によりオールイン・1対1にてかなり強くなれます。一方、持久火力に関しては持続的なASを得られる分、純来のビルドに軍配が上がるでしょう。また、純来のビルドならマナを特に気にしなくても良いというメリットがありますが、このビルドではマナを気にしなければならなくなります。

3.タンクに強い
黒斧のパッシブである、「物理DMを与えるたびに5%のArmor Penetrationで30%までスタックする」という効果によってタンクにもダメージが出せるビルドとなっています。とはいっても、AR penetration+20の付いたこのビルドはタンク以外に対しても強いです。

4.クリティカル装備と相性が悪く、スケールが微妙
ここまで聞くと良いこと詰めのビルドに見えますが、欠点はあります。従来ではAS装備の後にスムーズにIEに繋げることができていましたが、このビルドでは問題の持久火力を補うためにAS装備を積み直す必要があります。

相性の良いチャンプ

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ルシアン

このビルドと最も相性の良いチャンプです。序盤~中盤にパワースパイクがあり、パッシブによりAAの回数が多いため黒斧との相性も良く、ultは物理DMなのでタンクを溶かすスキルにすることができます。また、オールイン系のadcであることも相性の良さを物語っています。KRの高レート帯ではこのビルドのルシアンが流行っています。

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クイン

元々ヨウムと相性の良かったオールイン系のadcです。タンク相手へのカイト性能が優秀で、タンクに強力なこのビルドをより活かせるチャンプです。

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フォーチュン

ultが連続で物理DMを与えるため黒斧と相性が良く、より強力なAOEスキルとなります。また、序盤~中盤のパワースパイクを活かせるようになります。本来はクリティカルと相性の良いチャンプなので是非は難しいですが、このビルドが注目されれば積まれるようになるかもしれません。

ビルド例

5/8 H2KのFreeze選手のルシアン

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 マルモティウス、サッシュ剣へ派生させています。敵にタンクがいなかったため、持久火力よりもむしろオールイン性能に特化させた形でしょう。

5/6 EDGのDeft選手のルシアン

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AS装備のラピッドファイアキャノンに派生し、その後にサッシュ剣へ向かっています。やはり後半になると持続的なASがないことが気になるのでしょうか。 

※ネタ記事です。

新しいアイテムであるプロトベルト。

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 ヘルス+300 AP+60 CDR+10%

そしてアクティブが「ブリンク」である。夢のブリンクアイテムが誕生したのである。

ステータスや火の矢が発生する方向から見てもエンゲージ用のアイテムであることが分かる。

例えば、アニーはエンゲージ能力が強化されるので相性が良いと言われている。



俺はより相性が良いチャンプはいないかと探した。 

新アイテムによりOPになるチャンプが必ずいるはずだと。

そして見つけてしまったのだ、"奴"を。

奴はメイジであり、ヘルスとの相性も悪くなく、 CDRとの相性も良い。

奴のultは敵の懐に飛び込めると、その集団戦の勝利が確定するくらい強力なスキルなのである。

なんてことだ。

その奴とは……





















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ガリオ(Galio)

集団戦で最強であるガリオは、ランダムミッドでも勝率が異常に高い。

では何故サモナーズリフトでは弱いとされてきたのか?

それはエンゲージを容易にするマークというサモナーズスペルがサモナーズリフトに存在しないためである。

すなわち、ガリオがエンゲージ手段を得てしまえば、あっという間にサモナーズリフトを支配してしまうのである。

プロトベルトはガリオに不足しているエンゲージ手段を補い、敵5体をあっという間にultの渦に巻き込むだろう。

想像するだけで恐ろしい組み合わせである。

さらにだ。さらに信じられないことがある。パッチノートに目を通すあなたなら気付くだろう。

もしかしたら、この時点で寒気がしたかもしれない。

そう、ガリオはパッチ6.8であるスキルがバフされているのである。

なんてことだろうか。一体ライオットは何を考えているんだ。こんな糞OPチャンプの存在を予期できなかったのだろうか。

そのあるスキルとは……


















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 Eである。

 指定方向に疾風の烈風を吹かせ、MSを飛躍的に向上させる壊れスキル、Eがバフされてしまったのである。

すなわちガリオはパッチ6.8の時点で十分なエンゲージ手段を得てしまっていた可能性がある。

それなのに6.9では全くガリオを調整せずにプロトベルトというアイテムを出してしまった。

これは大変な事態である。今すぐchampion.ggで勝率を確認しなければならない。

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やはりいた。 

ガリオはトップレーンにて最強となっていた。

なるほど、テレポートにより敵の裏に入り込んで、Eで駆け抜け、仕上げはプロトベルト+ult。

これでは敵が5人まとめて捕まるのは避けられない。

レーンでもガリオのWは最高のサステイン能力となっている。Q,Eのポーク性能とあわせて、トップレーナーはもはや息が出来ない。


パッチ6.9では何をバンしたらいいかを悩む人がいるが、この記事によって明らかになっただろう。

ガリオを迷わずbanすべきである。

キンドレッドやエコー、アップデートされたメイジたちをbanしている場合ではない。

パッチ6.9ではガリオはpick or banである。

こんな糞OPチャンプを生み出してしまったライオットを呪わざるを得ない。

次回、調整を受けるのは間違いないだろう。



最後にガリオのアイテムを確認して、筆を置くことにしよう。

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ミッドのファーストタワーは特に重要だと言われています。それはミッドのファーストタワーの有る無しでは視界が全然違うためです。

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上が味方ミッドファーストタワーの視界です。マップ中央に位置する重要な四方向の道への視界情報が得られてます。

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ミッドレーンの視界は意外に重要で、みなさんも上記のようにワードを置いたりするはずです。それほどミッドレーンの視界が大事だということです。
※このワードに限っては相手のミッドタワーに看破されて破壊されます。位置はもうちょっと考えましょう。

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トップやボットタワーではせいぜい3方向だし、マップの端の視界なので比較的重要度の低い視界情報ですね。

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また、ミニオンには視界を得られる効果があります。すなわち、動くワードというわけです。プッシュすればミッドレーンの視界を広く得られますが、ミッドファーストタワーがあるとそこで「ワード」は消されます。

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そこで、ミッドファーストタワーを折るとどうなるでしょうか。視界が一気に広がります。例えば敵ジャングラーが鳥→狼というファームルートを辿ると見えるようになります。さらには敵はタワーが折れたことによって安全地帯が激減します。そのため、ワードを置きに行くにも消極的になり、やはりこれも視界差を広げる要因となります。

以上より、ミッドファーストタワーは超重要だということが分かるかと思います。ドラゴンと交換なんかしては絶対にダメです。また、ミッドにプッシュ力・ウェーブクリア力のあるチャンプを置くことも納得できるかと思います。

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