ブロンゴブログ

LoL(League of Legends=リーグ・オブ・レジェンド)の考察ブログ。jungleとmidがメインです。

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・勝率1位となったgraves jungle
最近よく話題に上るjunglerです。passiveによる安全なjungling、Eによる機動力、Wによるgank・1v1での強さ、Qとultの瞬間火力により高いjungle適正を示しています。
特に序盤中盤の瞬間火力が異常です。序盤中盤の火力がjunglerと思えないほど高く、先日のEULCSで採用されたときはmid adcと越えて最大火力を記録しました。
https://twitter.com/lolesports/status/687714071433588736

・eliseの勝率が急上昇
AP jungle itemの変更によりAAに依存せず、スキルにより瞬間火力が出しやすくなりました。elise fiddle nidaleeなど軒並み勝率が上がっています。特にeliseは勝率が5%近く上がっており、瞬間火力の出しやすさによる相性の良さが示されています。
AP junglerの復権は目を離せない要素となるでしょう。

・poppy
勝率最下位から勝率49%まで上がってます。やはり新規のchampは慣れるまで勝率が安定しづらいのでしょう。
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習得時勝率でかなり高い数値を記録しております。125+の勝率は低いですが、楽観的に見るなら単純に統計量が少ないのだと考えられます。
poppyは1対1が強く、以下の記事でもその強さが説明されています。
http://www.lolnote.net/entry/2016/01/12/150209

・rek'sai
本ブログお気に入りのchampですが、勝率は下がり続けてます。万能junglerではありますが、逆に言えば目立った強さが機動性くらいで、OP要素が薄いのかもしれません。teamならば視界の取りやすさにより選びやすいchampですが、soloQでrek'saiに拘る理由がないのかもしれません。自分も他のjungleを練習しようかと考えてます。


現在のmidはフロストクイーンメタで、フロストクイーンと相性の良いチャンプが強いです。
フロストクイーンのactiveは主に以下の用途があります。
1.索敵 自動的に敵を追ってくれ、視界まで得られる
2.pick up 重いスロウをかけられるので孤立した敵を捕まえやすい
3.peel 後衛が持てばアサシン・ファイターから逃れやすい

これらの特徴はsupport適正があるのはもちろんですが、mid適正もあります。
マップ中央にいるmidレーナーは索敵による視界情報がより活かしやすいし、jungleに駆けつけてのpick upも行いやすく、集団戦の自己防衛は魅力的です。
midはjungle、bot、topでの交戦に駆けつけ、火力を出すのが主な仕事だったわけですが、今は駆けつけるときにフロストクイーンによってスロウの補助をいち早く相手にかけ、CCスキルで補助するというまるでsupportのような仕事をこなします。交戦に駆けつけたときに、今のmidは火力でなくCCを与えるわけです。

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勝率上位10位のチャンプを見てみると、ガングプランクとタロンとケイル以外はフロストクイーンを持つことが多いチャンプです。
勝率上位5位は全てsupport運用も可能となるチャンプで、多少当てにくい代わりに重いCCを持っています。フロストクイーンで重いスロウをかけた後にそれらのCCを重ねることで当てやすくなります。
また、良いハラス手段を持つこともフロストクイーンを活かしやすい条件となります。モルガナ、ザイラ、ブランドは特にスペルシーフ・エッジの追加ゴールドを得やすくて相性が良いです。
靴もCDR靴を履くことが多くなりました。フロストクイーンと合わせてCDR20%となり、そこにCDRスケールのルーン、CDRのマスタリーを付けることが多いのでCDR40%近くになります。以前はメイジなら火力目的のソーサーラー靴を履くことが多かったですが、フロストクイーンを積むチャンプはCDR靴へと移行しています。CDRをガンガン上げていくその様子はまるでsupportのようです。

・Proでのpick率が非常に高い
WCS2015におけるreksaiはPB率が全champ中5位、pick率なら全champ中3位と、非常に人気の高いchampです。理由としては、Reksaiの強みである機動力・偵察力・安定したCCがteam playに活かしやすいことが挙げられます。
proで人気があるので、自分でrek'saiに関する調べ物をしたいときの情報量には困りません。pro buildsを見れば毎日のようにpickされてるので最新buildのチェックも楽です。


・万能jungler
buildはチーム構成・ゲーム展開状況によって柔軟に対応でき、あまり腐ることはありません。どの味方チーム構成にも合いやすいchampです。rammusのように敵チームによって強さが大きく変わってしまうこともないので、先出しpickも問題ないです。よって一つのchampionに絞って使い続けることができます。
また、reksaiがjunglerとしてできることは非常に幅広いです。以下のような長所を持ってます。

序盤gankが優秀である
中立を狩るのが早く、サステインにより安全である
機動力が圧倒的
偵察力が高い
split pushができる


・要求される操作レベルが低く、簡単
WCS2015ではelise reksai gragas leeの4匹のjunglerが目立って使われました。lee elise gragasはどれも操作難易度が高めなのに対し、この中でreksaiのみ操作難易度が低く簡単です。
http://blog.livedoor.jp/ebihuryahurya/archives/50738954.html
日本人Proのblogでもその簡単さが分かりやすく説明されていますね。


・jungle入門として優れている
上の3つの要素に関連しています。Proでの人気が高いため、それだけ情報が豊富に存在するので情報を集めやすいです。youtubeに上がってる動画の数も多く、それらを参考に自分の立ち回りの改善を図れます。また、万能junglerであるため、junglerとしてすべきことの多くを学びやすいchampです。加えて操作が簡単なので、本格的に始めるjungle入門としてはこれ以上の素材はないほど、優れています。


・習得後勝率が良い
良いところばかり挙げてきましたが、Rek'saiの悪いところも紹介します。Rek'saiは実は勝率が良くありません。junglerの中では下から数えたほうが早いです(現在最下位はpoppy)。

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 ただ、それはrek`saiの平均で見たときの話で、使用回数別の勝率を見れば認識が変わると思います。

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使用回数が1-5では勝率が36%と異常に低いのに対し、使用回数が15回を越えたあたりで勝率が大分改善され、使用回数が125+では約55%と高い数値となっています。このchampは慣れるまでは視界の取り方が独特だし、skillの特性も理解していなければ活かしづらいので、使用回数が低いと勝率も低く出てしまうのだと思います。ただ、慣れと一定レベルの理解さえ得られば操作自体は簡単なので、使用回数につれて勝率も上昇してきています。

ちなみに他のchampを見ると、勝率が高いがお手軽のamumu shyvana warwickを見ると、平均勝率は高いですが、使用回数125+での勝率は大差なく、むしろ平均よりも下がってるchampすらいます。長い間使用しても安定して勝率が上がっていかないわけです。

それぞれのchampを極めたであろうproの勝率はどうかというと、pro buildsの「Highest Ratio(勝率が高い)」の欄上部に載っているほどです。

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もちろん使用回数が全体的に少ないので統計的に精度が低く、細かい勝率は鵜呑みにはできないです。しかし、(この当時では)67勝42敗と高い勝率になっていることは間違いないです。



以上がRek'saiの魅力となります。最近Rek'saiが推されている記述が多いので、後推しする形で記事を書いてみました。

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